心づく徳島

正直な話をしますと私は妻と出会うまで、徳島という街をよく知りませんでした。
そんな妻と学生の頃に知り合い、初めて徳島を訪れた時のことは今でも鮮明に覚えています。
当時、妻は阿波踊りの踊り手で、私に「阿波踊りを見せたい」と私を徳島に呼んでくれました。そこで初めて見た阿波踊りは正に「感動」という他ありませんでした。祭りの規模、活気、そして何より老若男女が一つのグループとなって美しい演舞を作り上げている姿に自然と涙が溢れてきました。それから毎年お盆は徳島で過ごすようになり、多くの徳島の方々と知り合い、素晴らしい時間と仲間を得ることができました。

しかし、そんな中で知り合った多くの方々から「徳島には何もない」と言葉をよく耳にするようになりました。
阿波踊りという日本を代表するスーパーコンテンツがあるのに?
世界にも名を轟かせるアニメを製作したアニメスタジオがあるのに?
「おせったい」という人をもてなしたい、応援したいという素晴らしい文化があるのに?

長年観光業に携わり、コンテンツの力、ブランド、そして何より心のこもったサービスというものがどれほど大事で、またそういった物を作り上げることがどれだけ大変かを知った人間からすると、なんと贅沢で勿体無いことを言うのだろうと不思議に思っていました。
お遍路のような「心づくり」の旅に間近で接し、その見知らぬ旅人に「心をつくし」応援する、そんな徳島の魅力に市民が「心づく」ことで「徳島には何もない」ではなく「徳島にはあれもある、これもある」と言ってもらえるような街にしていきたいと思います。

つの提言

01身を切る改革

日本維新の会では市民の皆様に議員の責任と覚悟を示すために、所属する全ての議員は報酬の 20% 相当を寄付させていただくことをお約束しています。人口減少、少子高齢化がより深刻な地方都市にとって、行政改革は待ったなしの状況です。
まずは自身の身を切ることから始め、時代にあった小さな行政を目指し、議員定数の削減、議員報酬の削減を推進していきます。

02阿波踊りをもっともっと盛り上げていく

近年ジェンダーへの取り組みが叫ばれる中、徳島の阿波踊りは300年以上前から老若男女が協力し、一つの作品を作り上げ披露する素晴らしい伝統文化です。そうした伝統が阿波踊りを徳島が誇る祭りへと押し上げてきましたが、まだまだ国の内外へのアピールは足りていないと感じます。
阿波踊りは日本を代表するスーパーコンテンツです。その魅力を伝えるため従来通りの情報発信だけでなく、様々な企業や人材の知恵を借り、国の内外へとアピールしていきます。
しかし、その反面、少子高齢化や人口減少の問題は将来の阿波踊りにとっては致命的な問題となります。
そこでまずは家庭や仕事など何らかの事情で阿波踊りから引退された方などがカンバックし易い環境を作りたいと思います。
それと同時に子供たちが阿波踊りに触れる機会を増やし、未来の阿波踊りを担う人材の裾野を広げ、伝統を未来に繋げられるように支援していきたいと思います。

03サブカルチャーの聖地に

徳島には阿波踊りの他にも魅力はたくさんあります。例えば世界的にもヒットした有名なアニメを製作しているのも徳島市にあるアニメスタジオです。一企業の努力だけではなく、よりサブカルチャーを産業として支援できる体制を整え、第二、第三の世界的アニメが誕生するような土壌を作り、国内外からの雇用を促進します。

04四国地方の中継都市に

徳島県だけでなく四国の他の都市や淡路島にも様々な魅力があります。徳島の立地を活かし、最終目的地が徳島以外であったとしても、必ず徳島に立ち寄りたくなる魅力の発信や立ち寄らせる工夫を凝らし、徳島から他の都市へという立ち位置を確立していきます。また他地域との交流を深め、相互利用の頻度を高めることによりお互いの産業の発展につなげていきます。

05徳島市単独のゴミ処理施設の建設見直し

徳島市はゴミ処理施設を徳島市単独で建設する方針を打ち立てましたが、ゴミ処理問題は徳島市だけの問題ではありません。費用や建築予定地など、他地域の協力なしでは解決することができない課題を抱えています。
再度、他地域との協議の枠組みを作り直し、この問題を再考するよう徳島市に提言いたします。

プロフィール

長田善成おさだよしなり

昭和50年5⽉28⽇生

平成11年
近畿⼤学農学部⽔産学科を卒業
株式会社オサダに⼊社
熱海で旅館事業に携わる
令和 4年
維新政治塾に6期⽣として⼊塾・卒業
株式会社オサダ 代表取締役社⻑に就任
令和5年
徳島市議会議員当選

Twitter@yoshinari_osada

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